お気に入りの「取り皿」…福永芳治さんの粉引き皿
お気に入りの「取り皿」です。
大皿料理を取り分ける、いわゆる「取り皿」としては、イッタラのティーマを使っていました。
プレーンで万能でなんら不便はないんですが、少し変化させたいときもあります(よね?)。
そんな時に思い出したのが、かつて、下北沢にあったCICOUTE CAFE(チクテカフェ)というカフェで使われていたお皿。チクテカフェ自体は2012年に惜しまれながらも閉店してしまったのですが、そこで使われていたお皿がいい雰囲気だったなあーという印象が残っていました。
そして最近、その器が福永芳治さんの作品であることを知りました。福永さんは、山梨県で作陶されている作家さん。「ふくなが よしはる」さんと読みます。
過去には表参道の「Zakka」や西麻布の「桃居」などで個展があったそうなのですが、知識を得た後でもっとも近かった、昨年(2014年)11月に開催された個展へ出かけてきました。
場所は、駒場東大前の「うつわ party」。
作品といっしょに生けられた椿がとてもきれいで、お願いして写真を撮らせていただきました。
そして、お皿。
「粉引き皿」というお皿です。
1点1点、全く表情が違うので選ぶ際にとても悩み増したが、最も白が力強かったもの(左)と黒点が最も印象的だったもの(右)を選びました。
参考過去記事:CICOUTE CAFE(チクテカフェ)閉店…11年続いた名店が…残念
こちらが、チクテカフェで撮らせていただいた写真。
続いてこちらは、うちでいろいろ乗せてみた写真。
粉引きのお皿は、呼吸をし、変色をし、使い続けていくうちに少しずつ表情を変えていくそう。確かにチクテカフェで感じた「味」は新しいうちのお皿にはまだないかもしれません。少しずつ変わって行ってくれるといいなと思っています。