Yチェア使っています
ダイニングチェアとして。
言わずと知れたHans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)デザインの名作チェア「Yチェア」。正式名称は「CH24」。CHは、製造メーカーであるCarl Hansen & Son(カールハンセン&サン)のCHだと思います、たぶん。
インテリアショップの方とお話ししていても、
という方が本当に多い。
そして、
というような話をいろんな方から聞きます。
ダイニングチェアは、長らく
イームズのサイドシェルチェア DSRだったのですが、一度は使ってみたい、使い込んでその実力を知りたいと思い、1年前くらいに一念発起して購入しました。
購入直後、新品の時の写真です。最もスタンダードなビーチ材ソープフィニッシュ仕様。
「Yチェア」という愛称の由来になっている特徴的な背。「鳥の叉骨」に見えることから、「WISHBONE CHAIR(ウィッシュボーンチェア)」と呼ばれることもありますね。
座はペーパーコード。
多くの方の言葉通り、やっぱり座り心地は素晴らしいです。比較的長く座っても疲れない優しい椅子。もちろん感じ方は人ぞれぞれだとは思うのですが、万人にフィットするからこそ世界でこれほど愛用されているんだなと思います。誰が座っても90点というか。
そしてこちらが約1年毎日使った後の写真。ぱっと見はあまり変わりません。
アップにしてもそれほど目立つ変化はなし。少しテカりが出てきたかなーくらいの感じです。あとは、座のペーパーコードが自分の体形に合わせて馴染んで来た気がします。座り心地が少しづつ良くなっている感じ。
椅子を育てるって時間かかりますね。アームが飴色になって、座がクタっとしているいるYチェアを見かけると、早くあの域に達しないかなーと思ってじろじろ見てしまいます。きっと、オーナーにとっては座り心地最高なんだろうなと。1年でも十分愛着がありますが、自分で育て上げた暁には手放せない存在になっていそうです。
というわけで、おそらく世界で数十万番目にYチェアオーナーになり(Yチェアは累計で70万脚くらい売れているらしいです)、例に漏れず数十万番目の愛用者となり、夢中で育てている最中です。