イッタラ公式通販サイトが変わった背景…北欧ブランドの買収の話
タイムリーなインタビューが。
先日、新イッタラ公式オンラインショップ「iittala.jp」オープンというのを書きました。iittala(イッタラ)公式通販の運営が、株式会社スキャンデックスからフィスカース ジャパン株式会社に変わったという話です。
株式会社スキャンデックスの日本の代理店としての契約が終了し、本国でイッタラブランドを展開するフィスカース社(の日本法人)が直接販売するようになったということのようです。
というのを書いた矢先、こんな記事が出ていました。
フィスカースと代理店契約終了、スキャンデックスが危惧する北欧ブランドの買収ラッシュ | Fashionsnap.com
要約すると、
・スキャンデックス社は松屋の子会社
・イッタラ、アラビア、ロールストランド、レ・クリントの代理店として国内販売を担ってきた
・北欧ブランドは経営難で買収ラッシュが続いている
・フィスカース社が、イッタラ、アラビア、ロールストランド、ロイヤル コペンハーゲン、ウェッジウッドを買収
・買収後、コスト削減のために生産拠点を海外に移設
・買収後、観光スポットにもなっていた本国の工場を閉鎖
・買収後、100人以上の従業員をレイオフ
・などなどいろいろあって代理店契約終了
という感じ。
詳細は原文をご覧ください。
一方の見解だけという点は考慮して読んだ方がいいかなと思いますが、日本では人気で順調に見えるブランドも経営面ではいろいろあるんですね。そうした背景の変化が、プロダクトに対し悪い影響ではなく良い影響が出るといいなと思いますがどうでしょうか。