「住宅ローンは90%の人が変動金利を選ぶ」らしい
2010/7/3のasahi.com(朝日新聞社)にこんな記事が載っていました。
90%以上が変動型を選ぶ? マジですか!?
ちなみにうちは、5年固定+フラット35S。1割側です。
さらに上記記事を読み進めると、新築タワーマンション「シティタワーズ豊洲ザ・ツイン」の例が出てきて、
頭金無しで6千万円の物件を買い、35年返済の場合、変動型0.775%を選ぶと固定型より月約3万円も返済額が少なく計算される。
「固定型にこだわる人はほとんどいない」とモデルルームの小塚茂樹所長は言う。
とあります。
確かに毎月3万円減るのは嬉しいですが、逆に言うと毎月3万円増えるリスクもあるわけで。
今の超低金利を、
「月々の返済額が減るので、貯金しまくってガンガン繰り上げ返済できるぜ」
と捉えるか、
「35年を超低金利で固定できるのでラッキー」
と捉えるかの違いですかね。
記事の続きにも同じことが書いていますが、「金利が上がるまでは変動にしておいて、金利が上がったら固定に切り替える」というのは現実的ではないと思うのですね。なぜなら、変動の金利が上がったときは、固定の金利も上がっているから。
記事の金利例を借りて、
↓
数年後 :変動 1.3% 10年固定 2.3%
となったとします。このとき、変動の金利が上がったこと自体で苦しいのに、もっと金利が高い固定に切り替えられないと思うのだけどなあ。
例えば10年後に上記の金利になったとしたら、
↓
10年後支払額(変動): 毎月17万4000円 +1万円
10年後支払額(固定): 毎月19万5000円 +3万1000円
になります。うちだと、3万円アップはキツイ。まあ、記事にある6000万も借りないって話はありますが。
うちは、夫が家を建てようと学生時代に考えて貯金を始めた時の想定金利が「3.0%35年固定」なので、それに比べたらだいぶ安くなってラッキー、という感覚です。そもそも小心者なので変動金利のプレッシャーは無理。でも1割未満のマイノリティなんですよね…。そう聞くとなんか不安になってきた(やはり小心者)。
追記:変動+固定のミックスがベストかも