「カッサンドル・ポスター展」に行ってきました
埼玉県立近代美術館で開催中です。
2017.2.11 [土・祝] – 3.26 [日]
埼玉県立近代美術館
に行ってきました。
カッサンドルはフランスで活躍したグラフィックデザイナー(展示で知ったのですが、カッサンドルは本名じゃなくてペンネームだそうです)。「20世紀を代表するグラフィックデザイナー」と言われています。バウハウスからの影響も感じられる作風が好きで、開催を知って早速行ってきました。
会場は埼玉県立近代美術館。JR京浜東北線の北浦和駅から歩いて5分くらいのところにあります。
駅前にある「北浦和公園」の中にあるという素敵なロケーション。
北浦和公園はなんだか時間がゆっくり流れて心地いい公園でした。行ったときはちょうどタイミングが良かったのか、噴水が音楽に合わせて踊っていました。
埼玉県立近代美術館。見応えある建築は建築家・黒川紀章の設計。右側の飛び出た物体は、彫刻家・田中米吉の作品「ドッキング」。美術館の建築完成後に取り付けられたそうです。
埼玉県立近代美術館、初めて来たのですが館内には名作椅子がたくさん。自由に座ったり撮影したりできます。
エーロ・サーリネン「チューリップチェア」
マルセル・ブロイヤー「ワシリーチェア」
ミース・ファン・デル・ローエ「バルセロナスツール」
チャールズ・レニー・マッキントッシュ「アーガイルハイバックチェア」
ジャン=ミッシェル・ウィルモット「エリゼアームチェア」
トールスタイン・ニールセン「トーテム」
ウォーレン・プラットナー「プラットナーラウンジコレクション」
オリビエ・ムルグ「ジン」
オリビエ・ムルグ「ジン」
内田繁「セプテンバー」
ハリー・ベルトイア「ダイヤモンドチェア」
マルセル・ブロイヤー「チェスカ」
アルネ・ヤコブセン「アントチェア」
ロン・アラッド「トムバック」
アイリーン・グレイ「アジャスタブルテーブル」
これもまだ全部ではないです。椅子好きにはたまらないですね。
撮影できるのはここまで。展示は、松本瑠樹という方が生前に集めたポスターコレクションが中心。直筆の原画もあります。国内での回顧展は約20年ぶりだそうです。
相当数の展示があり、会場も広く、かなり見応えがあります。
図録を買って帰宅。
展示作品すべてが収録されています。