火災保険の各補償、付ける or 付けない
3回目になってしまっている火災保険の話です(1回目、2回目)。
最大のポイントである「付ける補償の種類」について検討しました。付ける/付けないの判断には「値段」も大きく関係するだろうということで、まず
はセゾンの組立式火災保険「じぶんでえらべる火災保険」でシミュレーションしてみます。
(サンプル用に建物2500万、家財800万でシミュレーションしています)
この額を踏まえて、各補償の付ける/付けないを決めていきます。
これは避けようがないし、これを補償するための火災保険なのですから当然「付ける」。
■地震(111,710円)
これも避けようがないので「付ける」。
東京なので、起きる確率もより高そうですし。
■水濡れ・物体の落下、飛来、騒擾(じょう)等(33,000円)
ほとんど起きなそうですが、起きたときは避けようがないかな。隕石の飛来とか。
あとまあ、36年で割ると年額1000円を切る価格なので、「付ける」ですね。
■風災、雹(ひょう)災、雪災(105,520円)
これも起きなそうですが、起きたときは避けようがないので「付ける」。
■水災(143,610円)
ハザードマップによれば、我が家のある土地は安全そうに見えます。
近くに山があるとか川があるとかではないので、あったとしても床上浸水でしょうか。
自宅部分の1階は面積も少ないですし、もし床上浸水があったとしても被害は少なそう。
「付けない」とします。
■諸費用(120,560円)
これがイマイチよく分からないんですが、火災が起きて火災保険で建て直している間の仮住まいの家賃などに充てるそう。うーん。一応「付ける」にしますが検討の余地アリ、ですね。
■盗難、盗難に伴う破損・汚損(40,010)
価格が低いので「付ける」。
■類焼損害(45,880円)
火事が起きて隣の家まで燃えてしまったとき、隣の家まで補償するか?といった内容。
なお、自分ちが原因で隣が燃えても、法律的には弁償しなくてもいいそう。
うーん、隣近所すべて火災保険に入っているとは思うけど…。
「入ってますか?」って聞いて回るのもアレですし、法律的には不要とは言え、燃やしといて弁償しないと気まずくて居られないですよね。
価格も低いですし「付ける」。
■個人賠償責任(24,800円)
火災とは直接関係ないですが、「自転車乗車中に歩行者と事故を起こし怪我をさせた」などを補償してくれる内容。
これ、単独で入りたかったくらいですからもちろん「付ける」。
安いですしね。
というところまでがネットと本で調べた自分の一次結論。
これでいいかの確認をしたいので、とあるところに行って来ました。続く。
【火災保険シリーズ】
第1回 火災保険を吟味中
第2回 火災保険の割引制度
第3回 火災保険の各補償、付ける or 付けない(この記事)
第4回 火災保険の相談に「ほけんの窓口」に行ってきました
第5回 火災保険を申し込みました
火災保険の各補償、付ける or 付けない へのコメント
始めまして。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
個人賠償責任についてお役に立てればと思いましてメールします。
この補償は火災保険だけでなく最近は自動車保険にも付けれるみたいで、自動車保険ですと保障は無制限で示談交渉もしてくれるみたいです。
(保険料も安い)メーカーにもよると思いますし、自動車保険であればという事だったのでお役に立てるかどうかわかりませんが・・・。
ともーのさん
はじめまして。
ご親切なコメントありがとうございます。大変助かります。
我が家は自動車を所有していないので、まずは火災保険に付けておこうと思っています。火災保険は生命保険と違い、途中で内容変更してもほとんど損がないと聞くので、もし車を持つことがあればそのとき比較して決めようと思います。
でも示談交渉付きは魅力ですね。火災保険の場合それがどうなるのか、調べてみようと思います。ありがとうございました!
お久しぶりです。
火災保険、うちも悩みに悩んでいます。
「省令準耐火」であるとないとで大きく保険料が異なるのですが、東黒さんのお家は対象ではありませんか??
うちは今基礎が始まったところなので、この仕様に出来るかどうかとした場合問題がないか(意匠的なものと、費用的なものの両面)を設計事務所に確認してもらっているところです。
何をつけるか?とどこの保険会社にするか?は本当に難しいですね。色々と参考にさせてください。
いつも参考にさせてもらってばっかりでなんだかお役に立てていないので、申し訳ないです(><)
Bunさん
ご無沙汰しています。
残念ながら「省令準耐火」ではないんですよね。1つ下(?)の「準耐火」です。設計時はその辺全く気にしてなかったのですが、それでも一般的な木造に比べるとだいぶ保険料が安くなるのでよかったなあという感じです。
ちょっと引っ張り過ぎな気もしますが、決まるまでを記録していくのでもしよければご覧になってください。