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2009.12.13

お願いしている建築家の完成作品を見せてもらいに行ってきた


雑誌や作品集のファイルでは何度も見ている建築 家Kさんの作品ですが、実物は1軒しか見たことがありません。それも外観だけ。一度内部も含めて見せてくれるところはないか、とお願いしていました。

すると最近建ったばかりの作品の施主さんが見学OKをくれ、見せてもらえることに。

・我が家と同じく外観が黒
・我が家と同じく木造3階建て
・我が家と広さがほぼ同じ
・我が家と間取りの共通点が多い
・我が家と同じ床材・壁紙を使っている

と、非常に共通点が多い作品です。非常に参考になります。

では、お邪魔してきた感想を箇条書きで。

■これまで見てきた建売物件とはグレードが違う
当然ですが段違いに上。

■一方で、住宅展示場のモデルルームとも雰囲気が違う
なんというか、プロダクトではなく作品な感じ。

■外壁は真っ黒の素材を選ばないと、陽によってかなり明るく白っぽく見える
これは大きな発見でした。建物に近づくまではっきり黒とは見えなかった。聞くと、若干グレーに近い黒の外壁材を採用しているのだとか。「黒い塊」を目指す我が家としては、より濃い色にしたいところ。

■リビング+ダイニングで20畳は広くない
いや決して狭くはないんだけど、だだっ広いのをイメージしてると間違ってしまう。必要十分な広さ、という感じ。空間のボリューム感を掴めたのは大収穫。

■窓の位置、数はとっても重要
開口部の設け方のコンセプトは我が家と大きく違い、かなり多めに大きく設けられていました。好みだと思いますが、私たちはやはりそこは違和感アリ。数は少なく数箇所にし、その代わり1箇所の面積を大きくするのが好きだと再確認。

■床材、壁紙が◎
実物を見れてよかったー。同じにすれば正解と思う。

…などなど、ホントいろいろ参考になりました。と同時に、「もう住めるのか。いいなー」と羨ましくもなり。

今日見た感覚を頭に焼き付けつつ、設計に反映していかねば。特に「意外とコンパクト」ってのを忘れぬように。イメージだけは、いつの間にやら大豪邸になってしまうのですよね。

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