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2009.03.29

「OZONE家づくりサポート」に行ってきた

建築家Kさんとの打ち合わせで予算オーバーが発覚し、焦った私たち。もしかして建築家Kさんはめちゃめちゃお高い!? 確認すべく、とあるところに向かいました。

どん。
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新宿パークタワー。我が 家では「三連ビル」と呼んでます。

ここ、ショールームやリビングショップがたくさん入っていて、家作りをする人なら必ず足を運ぶはず。今回はその中でも、ここが目的でした。
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OZONE 家づくりサポート」。

いわゆる建築プロデュースをしてくれるところで、建築家や工務店の紹介から、建築中のチェック、完成までの保証などを提供してくれます。「コンペで建築家を選びたい」といったニーズにはピッタリで、ちょくちょく雑誌でも目にします。建築家Kさんの作品の中にも、ここを通じて建てられたものがいくつかありました。

ここの相談員なら、色々な建築家を知っているはず。きっと「建築家Kさんは高いのか」の答えをくれるだろう。そう考えてやってきたのでした。

突然の訪問に対応してくれたのは、非常に優しい女性の相談員さん。彼女自身も一級建築士の資格を持っているそう。これは頼もしい。これまでのいきさつを話すと、以下のようなことを教えてくれました。

■建築家Kさんの作品は確かに平均より高め。ただ、その分クオリティが高いので「高いか?」と聞かれても答えは出ない。

■不動産屋さんから「十分建てられる」と聞いていた額で、確かに立派な建物を建てることができる。ただしそれはハウスメーカーや工務店での話。建築家と建てるなら平均以下の予算に当たる。

■建築家と建てる人は、家を建てる人の中の数%。不動産屋さんが日常的に接している人の中にはいないはずなので、相場観がそもそも違うのでは。

■今想定している予算でも建ててくれる建築家はいる。ただしローコストを売りにしている人になるので、Kさんの作品に魅かれているような方だと物足りないかもしれない。

実際に予算を変えずに依頼できそうな建築家の作品資料をいくつか見せてもらいましたが、うーん、どれもちょっと理想と違う。借りて住むならいい。でも、虎の子の資金を投じて建てるには至らない…そんな印象でした。

とりあえずここまでは無料サービスということなので、相談員さんに深々とお礼を言い退出。ここにきて分かったことは、

■言い方は悪いですが、建築家もピンからキリまでいろいろ
■建築家Kさんが高いわけではない。クオリティ相応だということ
■自分たちが求めているのは建築家Kさん作品のクオリティ

うーーーーーん。

ここから長いトンネルに突入します。

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