【スウェーデン旅行記7】ストックホルムファニチャーフェアに潜入
北欧最大級。
【スウェーデン旅行記6】AsplundとStockholms Auktionsverk
の続きです。
かっこいい電車に揺られること約15分。大きな河を渡り、市街地を離れて郊外へ。
到着したホームからは「Stockholmsmässan」と書かれた大きな建物が見えます。この建物以外、周りにはほとんど何もありません。
まさにこの建物が目的地。
「Stockholm Furniture & Light Fair(ストックホルムファニチャー&ライトフェア)」にやってきました。「ライト」は略されて、「ストックホルムファニチャーフェア」と呼ばれることが多いようです。
ストックホルムファニチャーフェアは、北欧最大級の家具見本市。今回の旅が、デンマークでもフィンランドでのなくスウェーデンになったのは、休みが取れた日にちょうどこのフェアがやっているという話を聞いたからでした。
会場の「Stockholmsmässan」は、東京で言うところの東京ビッグサイトとか幕張メッセみたいなところと思われます。「Stockholmsmässan」もなんとなく「ストックホルムメッセ」に読めますし…。
東京ビッグサイトなどで行なわれる国内の見本市は業者専用で一般入場不可ですが、ストックホルムファニチャーフェアは誰でも入場可能。チケット売り場でも「一般」という券種があって、観光丸出しの恰好をした日本人でも問題なく入場できました。
他の入場者も、プロっぽい人もいれば、学生さんっぽい人、自分たちのようなアジアから来たと思われる人、いろんな方がいて、若干の場違い感は拭えないもののそれほど緊張する雰囲気でもなかったのでちょっとほっとしながら入場しました。
会場内はとにかく広くて、世界中のインテリアブランドがズラリ。以下は、拙い英語で「写真撮ってもいいですか?」と聞いて撮らせていただいたものです(許諾率は100%でした)。
デンマークのブランド「GETAMA(ゲタマ)」のブース。ウェグナーデザインのソファがたくさん。
地元スウェーデンのブランド「string(ストリング)」の巨大なディスプレイ。壮観です。
北欧のブランドだけでなく、アメリカのHerman Miller(ハーマンミラー)など世界中のブランドが出展しています。
テンションが上がったのが、Vitra(ヴィトラ)のブース。
Vitraの製品の中には、日本には流通していないのが結構あるのでそれらをまとめて見ることができました。
デンマークのテキスタイルメーカー「Kvadrat(クヴァドラ)」のブースは、天井からファブリックが吊るされたテキスタイルメーカーならではの展示。
その他、Artek(アルテック)、muuto(ムート)、Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)など日本でもおなじみの北欧ブランドを中心に、300?500?もっと?とにかく膨大な数のブランドの展示がされています。もうですね、1日で見切るのは絶対無理。網羅するには1週間くらいかかる気がします。
そして、その8割が知らないブランド。もちろん自分たちの知識が薄いというのもあると思うんですが、日本未上陸のブランドも多いんだろうなあと思いました。世界は広い。まだまだ、知らないモノがたくさんあるんだなあというのを思い知りました。
※ちなみに、これはストックホルムファニチャーフェア2015の話ですが、既に今年のストックホルムファニチャーフェア2016が開催されて終わってしまったようです。
見る方はすっかりお腹いっぱいになったのですが、本当のお腹の方がすっかり空いていたことに気付き会場外の屋台(?)で腹ごしらえ。
ホットドッグをお腹に入れます。
全部を見て回るのは無理なのと、見本市なので買うことができないので、一通り雰囲気を味わったところで長居することは諦め、次の目的地に移動することにします。この時、確か14時くらい。この日のもう1つの大事な目的地に向かいます。
続く。