ヴィンテージのGETAMA(ゲタマ)「GE265A」
Hans J.Wegner(ハンス・J・ウェグナー)デザインのハイバックチェアです。
話はさかのぼること約半年前。今年のゴールデンウィーク前に、いつものようにFusion Interiorsのブログを見ていました。
フレームはオーク無垢材となっています。
ヴィンテージ市場において、数が少ないのかあまり見かけることがありません。
むむむ。気になる。
ハイバックチェアは、いつか欲しいなあと思っていたもの(GETAMAだらけのプロキッチン倉庫でGE290Aを見て以来、特に)。Fusion Interiorsブログに載っていた写真がまたきれいで、これは現物を見ねば、とお店に足を運びました。
そして、即決。配送はゴールデンウィーク中。
というわけで、GETAMA(ゲタマ)のハイバックチェア「GE265A」を今年の5月から愛用しています。
まず気に入ったのは、きれいに張替されていた生地です。イギリス・Osboren & Little社の麻100%のもの。全くチクチクしません。単価表を見せてもらいましたがかなり高いランクのもの…張替のときがちょっと怖い。グレーブルーのカラーも、ブラックやグレーが多いほかの家具と合っていいなあと。好きな生地に張替も可能でしたが、もちろんそのままにしてもらいました。
特徴的なのは、ヘッドレストを吊るストラップ。これはオリジナルの本革のものがそのまま使われています。他のモデルであまり見ない仕様で、気に入ったポイントの1つです。
横から。同じくHans J.Wegner(ハンス・J・ウェグナー)デザインの人気ハイバックチェア・GE290Aに比べると、
・座面が高い
・座面の傾斜が緩い
という形になっています。その分、座る・立つの動作がし易いのが特徴。
背骨部分と言えばいいのかな? この縦に伸びるフレームのデザインがすごく好きです。力強さを感じるというか。北欧家具の美しさに加え、少し無骨な男っぽさがあるのがいいなあと。
後姿も美しい。イームズのプライウッドラウンジチェア「LCM」のときも同じ感想を書きましたが、はい、椅子の後姿フェチです(笑)。
ヴィンテージですが、状態はとても良好。程よく年季が入っていてきれいです。
底面にGETAMAとHans J.Wegnerの刻印入り。
木×木で床を痛めない様、脚の裏面に市販のフェルトシートを貼付。
これまでLCMがいたところに…
GE265Aを設置。
我が家で一番くつろげる席ができました。
野望としては、やはり揃いのオットマンを合わせたいところ。同じ年代、色味のものが見つかるのはかなり難しそうですが、根気よく探したいと思います。
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ヴィンテージのGETAMA(ゲタマ)「GE265A」 へのコメント
最後の画像、良いですネ!
空間になじむ存在感を持つ椅子・・・素敵です。
私は、ウェグナーの家具に対する考え方がすごく好きです。
ちなみに欲しいのは、GE260です。(日本では、あまり人気がないようですが・・・)
うれしいコメントありがとうございます。
当初、存在感が出過ぎるかなーとも懸念していたので、空間になじんでいると言っていただけるととてもうれしいです。
GE260、画像検索して見てみました。
いいですねー。
繊細でシャープな感じがします。