建築家の事務所、初訪問
メールをしてから約1ヶ月。ついに第1希望の建築家、Kさんの事務所に行ってきました。
事務所はマンションの1室。インターホンを押して「はい」と聞こえた声がもう、写真で想像してたそのまんま。話し方も見た目もいい意味 でイメージ通りでした。
アーティスティックな雰囲気をビシバシ感じるものの、物腰は柔らか。10才くらい年下の自分たちに対しても非常に丁寧で、クライアントとして尊重してくれていることが分かります。基本的にまずこちらの話を聞いてくれますし、何を言っても否定せず「うんうん」と聞いてくれるのでとにかく話しやすい。
通された打ち合わせルームには、雑誌で見たことのある作品の模型がズラリ。その空間にいるだけでテンションが上がります。
妻は、椅子がイームズだったり、アシスタントの方に出されたお茶のグラスがiittala(イッタラ)だったりすることに反応。うちにあるのと一緒。細かいことですが、センスが合うことが確認できた気がしました。
「不動産屋さんに来てもらうことにしています」
と言われ、ちょっとビックリ。なるほど、メールした時点ではまだ土地を見つけていなかったので、土地探しからやってくれる予定だったようです。その不動産屋さんは、建築家とタッグを組むことが多く雑誌でもよく名前を聞く方。会える有名人が2人に増えました(笑)。
とはいえ、既に土地は申し込み済み。自己紹介もそこそこに、この1ヶ月にあったことを話して図面を見てもらいました。どういう反応がくるかドキドキしたのですが、「いい敷地ですね」の言葉が聞けて一安心。不動産屋さんには申し分けないですが、せっかく来ていただいても出番はなさそうです。
…と思っていたのですが。
このあと、その不動産屋さんに大いに頼ることになります。長くなるので続きはまた。
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